宗達

宗達については生没年さえわかりませんが、光悦との合作品や、1602(慶長7)年の平家納経の修復、1630(寛永7)年の西行絵巻の奥書などから、慶長から寛永にかけて活躍したようです。宗達の作品には、鮮やかな色彩で王朝美を再現した絵、没骨法・たらしこみ技法で描いた水墨画、智的な構図の絵画などがあります。特筆すべきは、光琳が宗達に私淑し独自の芸術を構築したことで、「宗達は光琳の生みの母」とも言えます。
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宗達 蓮花図
紙本墨画
98.7×47.2cm
宗達 芥子図
紙本墨画
91.2×43.4cm
宗達 蓮池白鷺図
紙本墨画
95.6×42.2cm
宗達 白鷺図
紙本墨画
100.8×45.0cm
宗達 鴉図
紙本墨画
98.2×46.6cm
宗達 駒引図
紙本着色
19.5×53.0cm
宗達 舟人図
紙本着色
18.5×54.8cm
宗達 源氏 蛍
紙本着色
24.3×57.0cm
宗達 源氏若菜
紙本着色
41.5×60.0cm
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