近代・現代美術

近・現代の日本美術の発展を考える上で、忘れられないのが「光琳を現代に生かす」として日本美術院を創設した岡倉天心です。その美術院の中心人物が横山大観でした。大観と双璧をなすのが竹内栖鳳で、栖鳳の門下生に橋本関雪がいます。大観亡き後、美術院の中心人物は前田青邨でした。また美術院とは別に「作家のほんとうの精神の発揚顕現が芸術」と述べ、国画創作協会設立に参加したのが、村上華岳でした。
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大観-桔梗図
横山大観筆
絹本着色
33.0×48.3cm
関雪-寒林富岳図
橋本関雪筆
絹本着色
34.8×42.3cm
青邨-林檎図
前田青邨筆
紙本着色
33.0×48.3cm
華岳-金盞花図
村上華岳筆
絹本着色
26.2×23.3cm
波光-海の幸図
入江波光筆
紙本着色
35.0×44.0cm
魁夷-雲湧く山嶺図
東山魁夷筆
紙本着色
37.1×54.5cm
元宋-秋景の滝図
奥田元宋筆
紙本着色
26.6×26.1cm
和夫-穏日図
加倉井和夫筆
紙本着色
26.6×26.1cm
密陀絵盆
吉田包春作
正倉院御物模
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