尾形光琳 絵画

尾形光琳は1658(万治元)年、京都の裕福な呉服商「雁金屋」に生まれました。尾形家と本阿弥光悦とは縁戚関係にあたります。光琳は若くから光悦・宗達の芸術に接し、狩野派などの絵画を学び、また能を修得していました。光琳の絵には、家業で培われた筆遣い、高い技術に裏打ちされた智的な構成がみられ、見るものに安心感を与えます。彼の絵には、リズミカルな音楽性の中に、主従に主体を置く構成が見られます。晩年には理智的というよりも感覚的な構成になっていきます。
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燕子花図屏風
紙本金地着色
82.0×267.5cm
桔梗図屏風
紙本金地着色
82.0×267.5cm
薊図風炉先屏風
紙本金地着色
24.0×139.0cm
朝顔図
紙本墨画
106.0×50.6cm
雲龍図
紙本墨画
112.5×47.0cm
白梅図
紙本着色
111.0×46.5cm
梅図
紙本墨画
27.1×27.5cm
椿図
紙本淡彩
26.3×21.1cm
団扇仏桑華図
紙本着色
29.5×25.2cm
藤原元真図
紙本淡彩
27.3×23.7cm
伊勢物語図
絹本着色
25.8×33.0cm
小大君図
紙本墨画
18.5×22.6cm
扇面寿老人図
紙本墨画
19.0×51.0cm
林和靖図
紙本着色
33.5×35.3cm
布袋図
紙本墨画
31.8×58.6cm
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