尾形光琳 絵画
尾形光琳は1658(万治元)年、京都の裕福な呉服商「雁金屋」に生まれました。尾形家と本阿弥光悦とは縁戚関係にあたります。光琳は若くから光悦・宗達の芸術に接し、狩野派などの絵画を学び、また能を修得していました。光琳の絵には、家業で培われた筆遣い、高い技術に裏打ちされた智的な構成がみられ、見るものに安心感を与えます。彼の絵には、リズミカルな音楽性の中に、主従に主体を置く構成が見られます。晩年には理智的というよりも感覚的な構成になっていきます。(写真をクリックすると大きな画像になります。もう一度クリックすると、この画面に戻ります)
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