北白川支部 大橋 真理(福井県)

体験発表中の大橋真理さん
私は、2回にわたる車の事故による首・腰の後遺症で苦しんでいるところを1997年8月3日、田中夕子さんよりお導きいただき、入信のお許しをいただきました。まだ5か月目に入ったばかりですが、今までに私がいただきました御守護の御報告をさせていただきます。

 最初に、入信までの経過を報告させていただきます。

 1993年9月、免許を取って10か月目のことです。おばの家で車を駐車しようと思い、少しドアを開けながらバックをしました。その時、右足で踏めばよかったアクセルを左足で踏み、感覚が分らなくてそのまま突っ込み、ベランダの鉄筋が曲り、車のガラスが割れるほどの物損事故を起こしてしまいました。その翌日に、福井県鯖江市のある整形外科において精密検査を受けましたが、別に異常はなく、普通に仕事ができました。

 しかし1週間ぐらい経ってから、会社で突然めまい・腰の痛み・足のしびれが出てきて動けなくなり、会社の人に病院へ連れていってもらいました。そこで検査を受けると、医師に椎間板ヘルニアと診断され、痛みを止めるために、腰の神経の所に注射を2本打たれました。会社は3週間の休みを取ることになりました。

 その日は、寝返りをしても、腰が痛く、トイレに行くのもやっとの思いでした。その翌日より1週間、毎日病院へ注射をしに通いました。だんだん腰のしびれがとれていって、次に足のしびれがとれ、腰の痛みだけが残りました。家では、毎日痛み止めの薬を離すことはできませんでしたが、注射を打つための通院は2、3日おきになりました。痛みは徐々に和らぎ、再検査を受けて、痛みを和らげるためのコルセットをして、会社に復帰しました。

 しかし、それから2週間ほど経って、また、腰が痛み始めました。そのために牽引をすることになりました。牽引をした時は楽になりますが、また痛み出すというように、繰り返し、事故以来6か月間通院をしていました。精神的、肉体的にも癒されるものならばとある宗教に入会したこともありました。しかしその宗教も、人間関係の複雑さから三年目に辞めました。

 また1994年11月27日、交差点で二回目の追突事故を起こし、フロントガラスが割れ、前がつぶれるほどの衝撃を首と肩に受け、以来、首の付け根に鍼を打つ治療も加わりました。

 それから、1年が経って、会社のリストラが起こり、私は体の状態も良くなかったので3年半勤めた会社を辞めることにしました。

 その後、他の会社にも勤めてみましたが、寒くなると、腰が痛み出し、入院・休養など繰り返しておりました。その他、整骨院、整形外科と点々と渡り歩きました。

 そのような状態が続き、精神的に自己嫌悪に陥って何事に対してもマイナス方向に考えるようになっていました。大きい病院へ行くと「きちんと手術を受けて治しなさい」と医師に言われることがあり、悩んでいました。心を新たに再出発しようと思い、おじの勤めている会社に入社しました。

 そんな中で、1997年7月23日、田中夕子さんにお会いしました。その時はじめて御浄霊のことをお聞きし、腰が治るか治らないかわからないけれど、丸山茂子先生宅へ連れていっていただくことにしました。

 丸山先生からは御救いのお話を少ししていただき、先生より御浄霊のお取次ぎをしていただきました。いただいていると、腰の方がすごく痛くなってきてたまらなかったのが、不思議でした。その時私は御浄霊をいただくことがなぜか嫌な気持ちがして「御浄霊はもう結構です」と言っていました。

 それから、しばらくは同じように薬を飲んでいましたが、すっきりしませんでした。そしてまた丸山先生宅で、続けて御浄霊をいただくようになっておりました。

 1997年8月3日に入信のお許しを賜りました。その日、腰や横腹が痛くなり、御浄霊をいただきました。その夜は熱が出、腰の痛みが強くなってきました。お守様をいただいてから、何か私の心の中で、お守様を外させようとする気持ちがわいてくる時がありました。また明主様の御神書を拝読させていただこうとすると、以前に信仰していた宗教が正しく思えたりすることもありました。そして、天津祝詞を奏上したり、御神書を拝読することができなくなってしまいました。先生にご相談させていただくと「そのうちにおさまるから努力しなさい。毎日御参拝してください」とおっしゃってくださいました。御神書拝読は、2週間で完全にさせていただけるようになりました。

 8月7日、御浄化が余り辛いので、それまで会社の帰りに御参拝させていただいておりましたが、出社前にも御参拝させていただくようにしました。

 お盆明けより、職場の人間関係がぎくしゃくなりだし、8月25日からいじめられるようになりました。これも浄化作用と教えていただきましたが、8月27日、だんだん、いじめも酷くなって、とうとう我慢できず、会社を早退しました。丸山先生宅御神前に御参拝させていただき、御浄霊をいただきますと、心も楽にしていただきました。加藤尚子様に、自分が自分に負けてはいけないと言われ、会社に戻ることを勧められました。その時に、会社に戻ったことで、上司の信頼を受け、励ましていただきました。

 10月に入って、気持ちを変え、仕事に集中しました。残業も含め、毎日10時間の立ち仕事はつらくても、頑張ってみましたが、仕事が終わって、家に帰る途中や御参拝帰りの途中に腹痛、腰痛、足のしびれに運転ができず、何度も先生に迎えにきていただき、車の中で御浄霊をいただいたこともございました。

 その頃は、御神前で御浄霊をいただくと、痛みが激痛に変わり、横になっている状態でも、不知不識に出口の方向へ移動していました。先生はずっと追っかけながら御浄霊をしてくださいました。また、天津祝詞を奏上して、神様にお願いしてくださいました。そういう状態が約1か月ぐらい続いたように思います。

 会社の上司が医者に行くように勧めましたので、家の近くのある整形外科で診断を受けました。診断書には、坐骨神経痛と書いてあり、目を疑いました。四年前に診断してもらった病院では、4・5番目の骨が少し重なっているようにも見えるし、つぶれているように見えると言われていたことを思い出したのです。今回、先生は骨はきれいになっているが、軟骨が神経に触れているためにしびれが出ると言われました。全体的に骨にねじれがあるとも言われました。そして二週間の休養をとるようにと診断をされました。

 以前と比べ、腰痛もだいぶ楽にしていただき、仕事の方も生産が上がって楽しくなっていました。

 9月28日、友人の小林佐知子さんが入信のお許しをいただいた日、私も参拝させていただきました。御教修中に急に盲腸の辺りが痛み出し、御神前で、海老のようになって、激痛に耐えていました。支部長先生と丸山先生から御浄霊をしていただき、楽にしていただきました。

 10月19日より、手のしびれ・肩の凝り・頭の浄化が始まりました。会長先生は「今までに浄化を抑えてきたために、ご浄化がきつくなる時もありますが、それは体を浄めていただくためですよ」と励ましてくださいました。徐々に、ご浄化がきつくなってきますと、会社をはじめ、周囲は入院を勧め、私の意見が伝わらなくなりました。しかし今までの体験から、明主様のご浄霊しか本当に救っていただけるものはないとはっきりわかってきました。母には、御浄霊いただいて、神様にここまでよくしていただいたのだから、協力してほしいと頼みました。

 11月に入って、母と共に、元の病院の整形外科でレントゲンを撮ってもらいました。先生は、4年前のレントゲンを見て、びっくりされました。先生は「どこで治したのですか。どういう治療をされたのですか」と言われました。申し訳ないことにその時はご浄霊で治してもらっていることを話せませんでした。母には、信仰を続けることを協力してくれてありがたく思っています。

 12月11日は特にご浄化がきつく、仕事ができない状態でした。出勤しましたが、これ以上、会社に迷惑をかけられなく退職願を出しました。御守護をいただきまして、両親に事故の後遺症が長くかかることをわかってもらえ、母の協力で毎日御神前に御参拝させていただくことができ、感謝しています。

 現実から逃げないよう、御教え拝読をさせていただき、信仰を徹底していきたいと思わせていただいております。これから、多くの人を御神前にご案内させていただこうと思っております。

 明主様、ありがとうございました。

(1998年1月11日報告)

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