美原布教所  荒金 美穂(大阪府)

美術鑑賞での荒金美穂さん
私は生まれる前より、祖母より御浄霊をいただいていたそうです。しかし、当時母は入信のお許しをいただいておらず、私が風邪を引くと病院へ連れて行っていたそうです。その時お医者様から、この子は小児喘息になるから気をつけるように言われ、母は、私を何とか健康に育てたいと思い、私が2歳の頃、御守り様拝受のお許しをいただいたそうです。私も小学校入学と同時に御守り様拝受のお許しをいただくことができました。

 その後、明主様に御救いいただき、喘息になることもなく、色々な御浄化をいただいてもそのつど御浄霊をいただき、よくしていただきました。

 7歳の頃、原因は解らなかったのですが、右足が痛くなり、歩けなくなるという御浄化をいただきました。この御浄化も、明主様に御救いいただき、今では普通の人以上に歩けるようにしていただきました。このおかげ話は以前にご報告させていただきました。

 今回、また大きな御守護をいただきました、その御報告をさせていただきます。

 昨年(1997年)10月15日の夜11時頃、突然下腹部を薄い板がお腹に垂直に入りこんだような鋭い激痛がありました。頭から足の先まで、体全体がしびれ、寒気がし、顔色も真っ青で、脂汗が滲んでおり、その様子を見た両親が驚いて、父がすぐに御浄霊のお取次ぎをしてくれました。その間に、母は美原布教所に電話で御守護のお願いをさせていただきました。それから少しして下痢で出していただき、次に吐き気がして大分もどした後、急に痛みが和らぎ、楽にしていただきました。その間、両親はずっと御浄霊を続けてくれ、私が楽になったのを見て、12時頃布教所に連絡してくれました。ものすごい激痛だったので、わずか一時間ほどで痛みを楽にしていただけるとは思わず、吃驚しました。

 その後、痛みは無くなったのですが、手足にみみずばれのようなものが浮かんできました。はじめは小さかったのですが、ふと見ると大きくなっており、広がっていくようでした。かゆみもありましたが、何かにかぶれたか、虫にさされたのかと思い、さして気にも留めず、その日は休ませていただきました。

 16日の朝、起きると、手足が風船のように腫れ、熱もかなりあったようで体がだるく、思うように動けませんでした。また、この日は家の月例祭でしたが、足の腫れのため正座するのが辛く、靴下を履こうとしても布が触れただけで痛く、履くことができない状態でした。月例祭に御参拝いただいた寺岡先生や信徒の方もその様子を見られて、とても驚いておられました。

 翌朝には、手足に加えて次第に顔が腫れ、時間が経つごとに腫れが移動するようでした。唇は特にひどく、普段の倍ぐらいに腫れ、ストローもくわえられないくらい酷く痛みました。

 18日は、胸から背中にかけて湿疹が出てとても痒く、かかとが腫れ、足が地面につけないほど痛みました。16日から18日までの3日間はほとんど寝た状態で、何度も両親より御浄霊をいただいておりました。

 19日の教会感謝祭には御守護により、御参拝のお許しをいただくことができました。熱も下げていただき、足の痛みは少し残っていましたが歩けるようにならせていただき、アルバイト先の本屋にも行かせていただけました。その日の仕事中から右足の付け根が少し痛くなってきたのですが、熱が出ていたので関節が痛むのだろうと思い、そのままにしていました。夜になり、強い咳が出始め、夜中2時頃から特にひどくなり、母から御浄霊をいただきました。それから少し楽にしていただき眠らせていただくことができました。

 20日は首の周りが腫れ、熱が少しあり、咳も出ていましたがそれほどひどくなく、仕事には行かせていただきました。この日はひざが痛く、右手の指は曲げられなくなってきましたが、仕事には全く支障をきたしませんでした。

 21日になると、右足のひざがとても痛く、曲げられなくなり、右手の指が動かなくなってきました。しかし足の痛みも歩けないほどではなく、指も仕事で使う指は動いていたため、この日も仕事に行かせていただきました。仕事が終わり帰宅すると、急にひざの痛みがひどくなってきました。右足の甲から裏にかけて針金が一本突き刺さっているような鋭い痛みがありました。歩くのも辛かったのですが、何とか御神前まで上がらせていただき、御浄霊をいただきました。

 次の日、右足は楽にしていただきましたが、今度は左足が動かなくなり、足の甲も靴が履けないくらい腫れていました。仕事を休みたかったのですが、17日18日と2日続けて休んでいたので、これ以上休むこともできず、無理をして行きました。仕事はなんとか終えて帰らせていただきましたが、家に帰るとまた右足が痛くなり始めました。いつも仕事中には悪くならず、家に帰りついてから痛くなるのでとてもありがたく思わせていただきました。

 その日の夜中、とてつもない激痛で目が覚めました。右足が全く動かなくなっており、少しでも体を動かすとそれだけで右足全体に激痛が走り、身動きが取れなくなりました。私のうなされている声を聞いて母親が様子を見に来てくれ、朝まで何度も御浄霊のお取次ぎをしていただきましたが、その日は痛みのため全く眠ることができませんでした。

 23日の朝、母が布教所へ電話をし、御守護のお願いをさせていただきました。夜中に比べると大分痛みを良くしていただきましたが、右足の付け根に鈍痛が残り、動かすことができず、御神前まで数歩のところを進ませていただくのに大分時間がかかりました。正座することもできず、座椅子をもってきてもらい何とか座ることができる状態で、一日中御神前で御浄霊をいただきました。ありがたくも動かなければ痛みはあまり無く、夕方には手すりにつかまりながらですが、ゆっくり歩けるようにまでしていただき、次の日には正座をして御浄霊をいただけるようにならせていただきました。

 25日の朝、母より御浄霊をいただき、お昼から美原布教所へ御守護のお礼に御参拝させていただきました。寺岡先生より御浄霊をいただき帰宅しました。布教所へ行かせていただくときは長い距離を歩くことができず、駅からタクシーに乗りましたが、帰りはバスで帰らせていただけるまで良くしていただき、とても驚きました。

 その後、少し顔や手足が腫れることがありましたが、すぐによくしていただき一週間後にはすっかり元通り歩けるようにしていただきました。普段、神様の御用を何一つさせていただいていなかった私にも、このような大きな御守護をいただき大変ありがたいと共に、とても申し訳なく思いました。

 この時に、小さい頃にいただいた右足の御浄化のことを思い出し、今回の御浄化と悪くなった個所も痛み方も全く同じようだったことに気づかせていただきました。思えばほとんど歩くことができなかった足をよくしていただき、本屋という立ち詰めの仕事をさせていただけるまでにしていただいたのに、その仕事が忙しいからと、御参拝させていただく回数も減り、大祭にも御参拝のお許しがいただけないことがありました。今、どうして私は歩くことができるのか、そのことを忘れ、申し訳なくも、いつの間にか神様よりも仕事を優先していたことを、今回の御浄化を通じて気づかせていただきました。本当にありがとうございました。

 次に、仕事の面で御守護をいただきましたことの御報告をさせていただきます。

 足が痛くなり、動くことができなくなった10月23日、それまで無理をして仕事へ行っておりましたが、流石にこの日は行くことができず、足が全く動かなくなったことを話し、お休みをいただきました。この後しばらくしてから店長から電話があり、つい一週間前にも熱で休み、それからもかなり無理をして来たところを見ておられたのか「体がかなりしんどいんじゃないか、このあたりで少し休憩するか」と言っていただきました。私自身も仕事はとても好きで楽しくさせていただいていたのですが、ここしばらく体の調子が悪くなりがちで、このまま続けていくのは難しいかもしれないと思っていたので、少し残念でしたが一年半勤めさせていただいた本屋のアルバイトを辞めることになりました。

 これで収入が全くなくなってしまいましたが、毎月させていただいていた感謝献金は続けさせていただこうと思わせていただき、11月もいつもと変わらない額をさせていただきました。

 11月の末よりまだ体が本調子でないこともあり、勤務時間の短い短期アルバイトをさせていただきました。その仕事は朝八時からお昼の1時まで、時給も良く、勤務内容も電話の受付で歩くことが少なく、大変条件のよい職場でした。12月までの約束でしたが、上司の方にこれからも使っていただけないかお尋ねしたところ、その場でよいお返事をいただき、現在契約社員として勤めさせていただいております。

 仕事を探し始めてからすぐにアルバイトが決まったことにも驚きましたが、その後も簡単に勤めさせていただけることが決まったことにも大変驚きました。仕事がなくなっても全く不安になることがなく、すぐに次の仕事も与えていただけるということは本当にありがたいことだと思わせていただき、感謝させていただいております。

 この御浄化をいただいた頃を振り返ると、ちょうど本屋を辞めた直後から祖父の具合が大分悪くなり、10月27日、最後まで自宅で御浄霊をいただきながら、とても安らかに帰幽いたしましたことを思い出します。前の職場は人手が少なく、お休みをいただくのがとても難しい所でした。本来ならば仕事で何も手伝うことができず、祖父のお葬式にも行かせてもらえなかったかも知れません。仕事を辞めていたために、色々とお手伝いすることができ、一段落した頃に簡単に次の仕事を与えていただきました。そして時間に余裕ができたおかげで、予てよりさせていただきたかった御生誕祭に奉納させていただくコーラスの練習に参加のお許しをいただくことができました。

 今回の御浄化をいただくまで、本当に仕事中心の生活を送っていた私ですが、青年宿泊勉強会に出席させていただいたり、御参拝させていただくたびに、これではいけないと思わせていただいておりました。しかし、やりがいのある仕事を自分から辞める気にはなれず、毎月わずかばかりの感謝献金をさせていただくことで自己満足していたように思います。しかし10月の美原布教所での拝読会に出席させていただいたとき、このままではいけないと、今までよりも強い気持ちで思わせていただきました。それから幾らも日にちの経たないうちに、このような大きな御浄化をいただき、結果的には条件の厳しい仕事を辞め、かわりにとても条件のよい職場に変えていただけることになりました。形だけではなく、想念の大切さと共に、御浄化の一つ一つを通して神様は私達を何とか良い方向に導こうとしてくださっているのだということに気づかせていただき、浄化作用は本当にありがたいことであると改めて思わせていただきました。

 これからは、今までにいただきました御守護に対する感謝の気持ちを忘れないように、少しでも御用のお許しがいただけますよう努力させていただきたいと思います。

 明主様、本当にありがとうございました。心より御礼を申し上げます。

(1998年2月18日報告)

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